夜空日和 [出張版]

星を見上げながら、今日を語ってみようか

 

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幸せの欠片


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さて、今日は少しお話を。 (昨日書く予定だったことね)
幸せという存在は果たして何者なのか、その疑問を抱かせてくれたお話だ。

少し、余談を。
私は、今の自分が幸せだと思っちゃいない。
だって、やりたいことをは沢山あるけど、それらが片端から叶っていないのだから。
いわば、子供の駄々こねが叶わないのと、似たような感じ。
そりゃ不満を感じるけど、不幸せでは無いとも思うよ。
だって、やりたいことを思える程度、今の生活に余裕はあるんだから。

さて、本題。
私の昔のケータイに、ある言葉がメモられている。
『お母さんが元気になって、お父さんが笑わしてくれる家庭にしてください』
これは数年前、ある村の七夕行事で書かれた内容だ。
この言葉を書いたのは、当時小学生だった少年。 (今は何歳だろうか?)
私は、バイト先の先輩から(多分彼の独り事だったのだろうけど)その子の境遇を聞くことが出来た。

その子の母親は病弱で、長く入院をしているらしい。
(そして、この村で言う入院とは、遠く新潟県の病院へ行くことを示す)
そして、父親は朝早くから夜遅くまで、一生懸命仕事をしているそうだ。
だからだろうか、その子はしっかりした子に育っているようだ。 (先輩曰く)
しかも、その子には兄弟が居て、兄弟の面倒も見ている。
そんな子が、七夕に綴った思いが、先ほどの言葉なのだ。

先輩は、(多分独り事だろうけど)私に向かってこう言った。
「あの子にとって、俺たちの日常が普通じゃないんだよ。俺たちが思うこの馬鹿げた日常こそ、あの子にとって一番欲しい物なのさ」
よくよく話を聞くと、どうやらその子の母親は、先輩の旧友らしい。
(そして、先輩の旧友ということは、少なからず私とも関係があることにもなる)
決して自分を不幸と言わず、しっかりと弟たちの世話をしながら、母の帰りを待っている。
その話を聞いた後、その子に会ってみたくもなったが、残念ながら会うことは出来なかった。
しかし、先輩は最後にこうも言った。
「人が作った幸せなんて、本当の幸せじゃないけどよ。人が作った不幸せがあるなら、どんなことがあってもあの子にだけは・・・あっちゃいけないんだよ」
大の大人が、その場で泣いていた。

あれから数年。
その先輩とも連絡が付かなくなり、私も忙しくなって、あの村を訪れていない。
あの子は元気だろうか、今、幸せなんだろうか・・・・・これは、偽善であろうか?
偽善であったとしても、私は考えずにはいられない。
こんな不幸が、この世にあっていいものか。 ―いいわけが無い―

本当にサンタが居るなら―――どうか、彼に幸せを。彼らに、幸せの家庭を。
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現役大学生で天文好き。
今日もどこかで、上を見ながら歩いています。

 
 
 
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